福島大学のプログラムで東京フィールドワークに参加してきました!
文理科2学年では、総合的な探究の時間の一環として、福島大学地域未来デザインセンターの高校生向けソーシャルアントレプレナーシップ教育プログラムである、「社会課題『自分ゴト化』プログラム」に参加しています。
福島の「食」に焦点を当て、「食の未来と自分たちの関わり」を考えることをテーマにした、約4か月間のプログラムです。
プログラムの1つ目として、7/30(火)~8/2(金)の4日間、東京でのフィールドワークに代表5名の生徒が参加してきました。盛りだくさんな4日間だったので少し長い記事になりますが、活動内容をご紹介します。
【1日目の内容】
今回のフィールドワークには、修明高校の他に船引高校、猪苗代高校、郡山女子大学附属高校の計4校が参加しました。東京に着くと、まず自己紹介を兼ねた簡単なワークを行いました。
続いて、福島や地域の「食」に関する取組を学ぶ講座を聞いた後、東京駅近郊を散策し、まちづくりや飲食店について学びました。
1日目の最後には、「食の体験と交流」として、福島の食材を用いてピザづくりを体験しました。
【2日目の内容】
2日目は主に企業訪問を行い、様々な講義を聞きました。午前中は、味の素株式会社の方から講義を受け、「味の素グループうま味体験館」を訪問しました。
午後はキユーピー株式会社仙川オフィスを訪問し、ウェルネス領域や野菜に関する事業の取り組みについて講義を受けました。
2日目の最後には、3日目に行う班別フィールドワークの班に分かれ、他校の生徒と協力しながらフィールドワークの検討をしました。
【3日目の内容】
3日目は、2日目の検討をもとに、東京駅近郊で班別フィールドワークを行い、デパ地下やアンテナショップを訪問しました。
班別フィールドワーク終了後は、班ごとに振り返りを行いました。また、3人の講師から食に関する取組や探究における課題発見について聞き、講師を囲んで様々な話を聞きました。
【4日目の内容】
4日目は、3日目までの内容をもとに、各校で今後の活動テーマ・方向性を考えました。
それぞれが3日間で感じたことを出し合い、修明高校では「福島の食のPR」をテーマに今後活動していくことになりました。フードロスや地産地消、食の交流空間など、今回学んだことも生かしていく予定です。
【参加した生徒の感想(一部抜粋)】
・今回の研修で、まず課題を見つけてそれに向けてみんなが同じ方向に話を進めていく、一人一人が自分の意見を言って話し合うことは大切なことだと改めてわかった。
・今回のフィールドワークでできることはもっとあったように感じました。今後の修明単位の探究ではこうならないように話し合いを進めたいな、と改めて感じました。
・いろんな人と関わることができて、とても楽しかったです。参加して本当によかったです。
上手くできたこと、できなかったことはありましたが、それぞれが学びを得て帰ってくることができたようです。今後もプログラムは継続していきます。次回は8/24(土)福島大学で集合研修があるので、そこでさらに学びを深められればと思います。次回もお楽しみに!