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自作「かるた」で認知症の高齢者を支援したい!!【修明高校ボランティア愛好会の取組紹介】

 かるたで遊びながら認知症について理解してもらおうと、修明高校「ボランティア愛好会」の3年生3名が、認知症に関する知識などをまとめた「いきいきかるた」を製作しました。

熱心に「かるた」で遊ぶ生徒の様子

 かるた製作は昨年12月から始まりました。認知症介護の大切さを知ってもらおうと、家族などの介護を経験した人でつくる棚倉町の団体「亀楽(きらく)の会」がかるたの読み札を考え、修明高校ボランティア愛好会の生徒がイラストを担当しました。

作成した「かるた」を実際に確認する生徒たち

 生徒たちは、亀楽の会の皆さんの思いをイラストに込め、温かみのある親しみやすいものになるよう工夫し、3か月かけてかるたを完成させました。3月30日には棚倉町役場でかるたの完成披露会が開かれ、棚倉町の油座一平町長にお披露目しました。4月25日には、町内のコミュニティーセンターで行われた町主催の介護イベントに参加し、住民のみなさんと一緒にかるたを取り合い、なごやかな時間を過ごしました。

作成した「かるた」の一部

 生徒たちはかるたの製作を通して、認知症について学び、地域の高齢化問題に関心を持つことができました。今後は、亀楽の会の皆さんと協力してポスター作製なども検討しています。このような活動を通して地域との連携を進めていきたいと思います。

実際に「かるた」で遊んだ有志の生徒たち

 なお、生徒たちの活動は新聞の記事にもなっています。
(R5年6月26日時点のものです)

福島民友新聞:

産経新聞:


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