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コラッセふくしまでの中間発表会に参加してきました!

文理科2学年では、総合的な探究の時間の一環として、福島大学地域未来デザインセンターの高校生向けソーシャルアントレプレナーシップ教育プログラムである、「社会課題『自分ゴト化』プログラム」に参加しています。

今回は、9/28(土)コラッセふくしまでの中間発表会に代表5名の生徒が参加してきました。

中間発表会の様子(修明高校)

2学年の生徒は前日まで修学旅行という忙しい日程の中、旅行中も打ち合わせをするなど準備を重ね、何とか形にすることができました。これまでの活動を踏まえ、発表した内容は次の通りです。
・これまでの東京フィールドワークや集合研修などの活動で、福島の食のPR、フードロスの削減について考えてきた。
・自分たちは特に農家をターゲットにしたいと考え、道の駅やブルーベリー農家にインタビューを行った。その結果、農家では規格外のブルーベリーを捨てている現状が分かった。
・今後は、捨てられてしまう規格外のブルーベリーを使って、自分たちにできることを考え、実践していきたい。

今回の中間発表会では、一緒にプログラムに参加している、郡山女子大学附属高校、猪苗代高校、船引高校の計7チームの発表も見学しました。

中間発表会の様子(郡山女子大学附属高校)
中間発表会の様子(猪苗代高校)
中間発表会の様子(船引高校)

各学校、各チームとも、それぞれの地域の特産品などに注目し、主にフードロスや規格外野菜の利活用、食のPRといった内容を発表しました。
他校生の発表を見学し、自分たちと比較することで、きっと新たな気づきがあったはずです。ぜひ今後の活動に生かしてほしいですね!

また、見学していただいた外部講師の方々から講評もいただきました。

外部講師からの講評①
外部講師からの講評②

様々な分野の方から、多くのアドバイスをいただきました。特に印象的だったのは、「もっととがった意見があっても良い」「楽しみながら探究をしてほしい」といった言葉でした。高校生だからこそできる自由な発想で、楽しみながらブラッシュアップしていってほしいと思います。

発表会が終わると、以前の集合研修で講話をしていただいた、藁谷志穂さんによる、「地域食材を活用した食のワークショップ」が行われました。

地域食材を活用した食のワークショップ①

写真に記載の福島の食材を利用して、パフェを作るという体験です。各学校がある場所ゆかりの食材が集められ、血糖値を急激に上げないような、からだに優しい工夫や加工がされていました。棚倉町からは、もちろんブルーベリーです!それらを盛りつけ、パフェを作りました。

地域食材を活用した食のワークショップ②
地域食材を活用した食のワークショップ③

参加した生徒も、思い思いの盛りつけでパフェを作り、おいしく食べていました。スイーツを食べているのに、「からだに良いものを摂っている」という気持ちになれるような味だったと思います。普段使っている食材も、少しの工夫で変わった味わいになることが実感できました。

長かったこのプログラムも、残すところあと1回。12/7(土)ビッグパレットふくしまでの最終発表会を残すのみとなりました。
「チーム修明」はこれから、捨てられてしまう規格外ブルーベリーを有効活用できないか、模索していく予定です。地域のブルーベリー農家、修明高校の農業科や商業科にも協力してもらいながら、最終発表に向けて充実した取り組みができるよう、最後まで頑張っていきます!