最終発表会に向けて、規格外ブルーベリーを使った試作に取り組みました!
文理科2学年では、総合的な探究の時間の一環として、福島大学地域未来デザインセンターの高校生向けソーシャルアントレプレナーシップ教育プログラムである、「社会課題『自分ゴト化』プログラム」に参加しています。
前回の中間発表を経て、12/7(土)ビッグパレットふくしまでの最終発表会に向けて、規格外ブルーベリーの活用法を考えてきました。様々な案が出ましたが、「チーム修明」としては、「規格外ブルーベリーを使った琥珀糖サイダー」を作ることに決まりました。
そこで、まずはその第一段階としてブルーベリージャムを使った琥珀糖作りに取り組みました。工程は次の通りです。
①冷凍ブルーベリー、砂糖をレンジで加熱して、ジャムを作る
②寒天、砂糖を煮込んでとろみをつける
③トレイに移し、ジャムで色を付ける
④氷水で冷やす
⑤固まったら適度な大きさに切る
⑥1週間ほど乾燥させる
エプロン、三角巾装着の上、1年生の家庭科でやって以来、久しぶりの調理実習です。慣れない作業もありましたが、各班とも協力しながら、楽しく作業をしていました!
ブルーベリーには「アントシアニン」が含まれているため、pHを変えることで赤、青2色のジャムを作ることができました。こんなところで理科の知識も確認することができましたね。
冷やし固めたものを、思い思いの形に切ります。型も使い、いろいろな形のものを作ることができました。色づきもきれいです。
まだ完成ではありませんが、乾燥させる前のものを試食しています。味はどうだったのでしょうか...?乾燥後の完成が楽しみですね。
・
・
・
1週間後、乾燥した琥珀糖、ブルーベリージャム、サイダーを入れて、「琥珀糖サイダー」の完成です!
生徒たちは、それぞれの感覚で琥珀糖やブルーベリージャム、サイダーの量を決め、楽しそうに完成させ、試食していました!
一通り試食が終わると、職員室にお邪魔して、先生方にも試食していただきました!こういった経験も初めてです。ぎこちないながらも先生方に一生懸命説明しています。
ご協力いただいた先生方に感想をもらったところ、
・ブルーベリー感が少ない
・琥珀糖のサイズを小さくした方が良い
・ブルーベリージャムは皮を除いた方が良い
・果汁を使ったらどうか?
などのご意見をいただきました。今後、改善していきたいと思います。思うような味や見た目にならないことはありましたが、自分たちで材料を手に入れて試作をするという、これまでにない経験をすることができました!
さて、改善点も見えてきたところですが、12/7(土)ビッグパレットふくしまでの最終発表会が近づいています。8月の首都圏フィールドワークから4か月に及んだ活動もいよいよ大詰めです。自信を持ってプレゼンできるよう、これまでの活動をしっかりまとめ、当日を迎えたいと思います!