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令和5年度卒業証書授与式

3月1日(金)、卒業式が行われました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため自宅学習を余儀なくされ、
学校行事も予定したものと大きく変更せざるを得ない時期もありましたが、
そのような中でも、勉強や部活動など、何事にも全力で取り組んで、今日の晴れの日を迎えました。
卒業、おめでとうございます。

文理科代表の園部咲礼菜さん
生産流通科代表の石川悠雅君


食品科学科代表の菊池乃愛さん


情報ビジネス科代表の内田晴菜さん
送辞を述べる生徒会長の渡辺聖央君

送辞
 あれほど厳しかった冬の寒さも、今では暖かな春の陽気に変わりました。教室に差し込む太陽の優しい光が、新しい季節の訪れを伝えてくれています。卒業生の皆さまが晴れてご卒業を迎えられましたこと、在校生一同、心からお祝い申し上げます。
 三年前の四月、先輩方は真新しい制服に袖を通し、入学してこられました。先輩方にとってこの三年間はどのようなものだったでしょうか。きっと、様々な課題や困難に直面することもあったことでしょう。しかし、私達には、先輩方の個性的で躍動感のある姿ばかりが目に浮かびます。球技大会では、ユニークなクラスTシャツや私たちには太刀打ちできない華麗なプレーに圧倒されました。また校内文化祭では、ダンスや劇、合唱と、どのクラスもクオリティーが高く、会場はたくさんの笑顔で溢れていました。また、行事だけではなく、普段の学校生活でもお世話になりました。入学したばかりで何もわからない私達に、いろいろ優しく教えて下さったのは、先輩方でした。時には裏方に回り、汗を流して私達を支えてくださった事もあったと思います。本当にありがとうございました。
 皆さんは、これから進学や就職と、新しい世界へと進んでいかれると思います。きっと楽しいことや素晴らしい出会いもあるでしょう。しかし、時には立ち直れないほどの失敗や、大きな困難に見舞われることもあるでしょう。そんな時は、修明高校で学んだ日々や、仲間達と楽しく過ごした日々が、きっと大きな壁を乗り越える、大きな力になると信じています。
これからは、私たち在校生が、先輩方が築き上げてきた伝統を引き継ぎ、修明高校のさらなる発展を目指してまいります。
最後になりましたが、卒業生の皆さまのご活躍と、ますますのご発展を心よりお祈り申し上げ、送辞とさせていただきます。
令和六年三月一日
                                                  在校生代表 渡辺 聖央

答辞を述べる元生徒会長の緑川裕太郎

答辞
 暖かい日の光が降り注ぎ、桜の蕾も膨らみ始めた、春の訪れを感じる今日の佳き日に、私たちは、卒業の日を迎えることができました。本日は、お忙しい中、私たちのためにご臨席くださいました皆様、誠にありがとうございます。
 今、思い返してみると、修明高校で過ごした三年間はあっという間でした。中学時代の友達と共に、修明高校の門をくぐり、合格発表を待っていた三年前。校門前のボードに自分の番号があり、友達や家族と喜び合ったことを、今でも鮮明に覚えています。期待と不安に満ちた眼差しで参列した入学式。担任の先生の話を聴き、いろいろな中学校から集まるクラスメイトと、緊張しながらどこかぎこちなかった雰囲気の教室。そんな教室が、今では懐かしく思えます。
 クラスという枠組みを越え、学年や学校全体で盛り上がった球技大会。奈良、京都、大阪の文化を学ぶとともに、仲間の新たな一面を発見できた修学旅行。互いに衝突しながらも、理解を深め合い、成功させることができた、白藍祭。そしてなにより、友達と毎日顔を合わせて、ふざけ合ったり、笑い合ったり。決して飽きることのなかった日常。あんなに長いと思っていた高校生活も、毎日を楽しく一生懸命に過ごしていくうちに、あっという間に過ぎてしまいました。今ここにいる友人たちともう、同じ時間を過ごすことができなくなるということに、寂しさを隠すことができません。しかし、この三年間で育んできた友情を胸に、自分達の進路へ進んでいきたいと思います。
 入学から今まで、いろいろな場面で協力してくださった先生方。先生方の、たくさんの助言や経験談、ご指導があったおかげで、社会を生きる上で欠かせない素養を身に付けることができました。就職や進学に向けた進路活動でも、多大なるご支援、本当にありがとうございます。先生方のおかげで、無事進路を決定することができました。先生方から学んだことを活かして、新生活の良いスタートを切れるよう、これからも頑張っていきます。
 そしてなにより、今日という日を迎えることができたのは、ここまで長い間、私たちを支えてくれた、家族のおかげです。辛い出来事にくじけそうになった時、幸せな出来事に喜びを感じた時、どんな時でも、一番近くで私たちの成長を見守ってくれて、ありがとう。今までたくさんの愛情を注いで育ててくれたおかげで、今の私たちがここにいます。まだまだ心配をかけるとは思いますが、これからも一番傍で見守っていてください。
 一年後に卒業していく二年生の皆さん。卒業なんてまだまだ先のことだと思っている一年生の皆さん。先ほども話した通り、高校生活の三年間は、長いようであっという間です。皆さんも卒業する頃になれば、高校生活の三年間を振り返る機会が多くなると思います。高校生活を終えてすぐ社会へ出ようと考えている人、進学し新たな学校で夢を追いかけようと考えている人、それぞれいると思いますが、この高校生活、決して後悔することのないように、何事にも全力で取り組んでいってください。また、勉強や部活動だけでなく、友達との何気ない会話や、家族と過ごす時間も大切にしてください。その中で、皆さんは様々な困難にぶつかると思います。しかし、皆さんは一人ではありません。一番傍には、人生の先輩として頼れる家族が、学校には、頼もしい先生方が、そして周りには、信頼できる友達がいます。一人で抱え込まず相談してみてください。きっと皆さんにとって困難を乗り越えるための道しるべになってくれることでしょう。そして今度は、皆さんが修明高校生としての誇りを持ってより良い学校へと導いていってください。これからの修明高校をよろしくお願いします。
 名残は尽きませんが、三年間の学業を終え、無事修明高校を卒業できますこと、うれしく思います。改めて支えてくださった皆様に、感謝申し上げるとともに、修明高校のますますのご発展と、皆様のご多幸をお祈りし、答辞といたします。

令和六年三月一日

                     卒業生代表  緑川 裕太郎

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