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文理探究科の魅力発信!夏休みに行われた中学生向けの行事

夏休みもあっという間に終わり、まだまだ暑い中ですが2学期が始まりました。文理探究科においては、生徒たちは、夏休みも課外に励んだり様々な活動に取り組んだりしていました。(一部は別記事で紹介しています)

さて今回は、夏休み中に行われた以下の2つの行事についてのお話です。
 ①体験入学(中学3年生対象)
 ②東白川郡連携型中高一貫教育 探究・実習体験(中学2年生対象)
①の体験入学は毎年実施されていましたが、②の探究・実習体験は、今年度初めて実施された行事です。中学生に少しでも文理探究科について知ってもらうべく行われた2つの行事について、簡単にご紹介します。

【①体験入学(中学3年生対象)7/22】
文理探究科の体験入学は例年通り、全体会の後、学科の紹介と体験授業を行いました。

学科紹介

学科紹介は、11名の協力生徒が中学生の前に立ち、分かりやすく説明してくれました。

その後は3教室に分かれ、体験授業を行いました。今年度は、数学、英語、社会の3教科です。

体験授業(数学)

数学のテーマは「正多面体の謎」。様々な正多面体を模型を用いて学び、最後は実際に正多面体を製作しました。自分で作りながら、集中して正多面体の特徴を学んでいました。

体験授業(英語)

英語のテーマは「You are the best!~Let’s learn with origami~」。折り紙を用いながら、比較級や最上級について、リトルティーチャーの高校生と一緒に学びました。

体験授業(社会)

社会のテーマは「資料を使って歴史を探る!高校社会の学び方」。なぜ私たちは歴史を知っているのか。資料を使った歴史の探り方を、身近な「カレー」を題材に、班ごとに調べ、発表しました。

体験授業後に答えてもらったアンケートを見ると、多くの中学生が充実した時間を過ごしてくれたようでした。この中から来年の4月、1人でも多く入学してくれることを期待しています!

【②東白川郡連携型中高一貫教育 探究・実習体験(中学2年生対象)8/21、22】
以前中学1年生対象の取組を紹介しましたが、修明高校では東白川郡の中学校と、「東白川郡連携型中高一貫教育」を行っています。
4つの中学校の2年生に、修明高校に足を運んでもらい、各学科の授業を2つずつ体験してもらいました。その中でも、文理探究科で行った、「探究体験」の授業を紹介します。

探究体験

今回の探究体験では、8月21日には棚倉中学校、22日には塙、矢祭、鮫川中学校の2年生が参加してくれました。
参加生徒を4人ずつの班に分け、タブレットを用いて授業を行いました。内容は以下のとおりです。
・各町村の魅力、課題をロイロノートでまとめる
・各班3分で発表する
・1番良かった班を選ぶ

発表の様子その1
発表の様子その2

短時間でのまとめや発表となりましたが、タブレットの使い方も手慣れた様子で、各中学校とも素晴らしい発表をしてくれました!

各町村とも、魅力として多く挙げられていたのは、
・自然豊か
・人が温かい
・名所や特産品がある
などの内容でした。きれいな風景の写真や、おいしそうな特産品の写真を使いながら紹介してくれました。

一方、課題として多く挙げられていたのは、
・少子高齢化
・お店や商業施設が少ない
・交通の便が悪い
などの内容でした。また、課題を挙げるだけではなく、解決策を自ら進んで考えてくれた班もありました。

授業後のアンケートを見ると、協力して活動したことで、自分たちの住む町村について改めて知ることができたようでした。今後も、ぜひ中学校で継続して考えて欲しいですね。
中学生の皆さん、積極的に活動してくれてありがとうございました!